外国人留学生指導をおこなう教育機関の講師向けに講座を実施
留学生がより、理解できる指導方法の解決策に
当協会(一般社団法人グローバル人材キャリア支援協会)は、学校法人成道学園 沖縄県知事認可専修学校専門学校ライフジュニアカレッジ(以下、ライフジュニアカレッジ)の外国人留学生指導をおこなう講師向けに、講座を実施しました。
詳細はPRTIMESニュースリリース にも掲載されておりますので是非ご覧ください。
留学生がより、理解できる指導方法の解決策に
~教育機関の講師向け講座を実施!~
■講師向け講座実施の背景
ライフジュニアカレッジでは、多くの留学生が進学や日本での就職を目指しています。2021年4月からの1年次授業でいち早くG検カリキュラムを授業内で導入し、2021年7月に実施するG検4級合格を目指しています。留学生が日本企業で働くためのビジネスマナーや、異文化コミュニケーション力の向上のため、2018年よりG検カリキュラムを導入し、留学生のキャリア形成教育として採用しています。一方で実際に現場で指導される講師より、指導時の言葉遣いや、外国人留学生がより理解できる指導方法に不安があるという声がありました。
そこで、外国人目線でわかりやすいG検テキストを提供している当協会が、教育機関の講師向けにオンラインにて講座を実施いたしました。
■参加講師の声
1)留学生を指導する上で困っていることは何ですか? |
・習慣の違いを教えること。・言葉のかみ砕き方や、指導している内容の必要性を理解してもらうことが難しい。 ・「はい!」ときちんと返事をしてくれるが、確実な理解が出来ていないことがある。 |
2)講師向け講座に参加してみての感想。 |
・日本語の勉強ではなくコミュニケーションがポイントであることを再認識できた。 ・授業では、これまで耳慣れした方がよいと思い尊敬語、謙譲語、接遇表現をあえて使っていましたが、丁寧語でシンプルにした方がよいことがわかった。 ・コロナ禍でマスク生活をしているので、マスクの中でも 口角をあげ、目の笑顔の大切さを少し忘れていた。 |
■今後の展望
G検のテキストを留学生指導のカリキュラムとして、今年度採用した大学・短大・専門学校および、日本語学校数は全国で23校です。今後も留学生の指導方法を提供してほしいというニーズに対応するため、講師向け講座提供を行って参ります。